こんにちは、こばとんです!
最近はFacebookが発表した仮想通貨「リブラ(Libra)」の話題を多く見かけます。
この記事で分かること
- リブラとは何か?
- リブラが普及することによる問題
このようなことが分かるように書きました!
リブラに興味があればぜひ最後までお読み下さい。
目次
リブラ(Libra)とは?
リブラとは、世界的知名度があり、約25億人のユーザーを持つFacebookが主導して開発をしている新プロジェクトです。
- 世界規模の金融システム実現
- 安定した価値
- 大手企業による運営管理
簡単にまとめるとリブラはこのような特徴があります!
リブラのホワイトページにはこのような事が書かれています。
Libraのミッションは「多くの人びとに力を与える、シンプルで国境のないグローバルな通貨と金融インフラになる」ことです。
https://libra.org/ja-JP/white-paper/
このようにはっきりと”金融インフラになる”と述べています!
また、”グローバルな通貨”とあるように世界共通の通貨をFacebookは生み出そうとしています。
世界共通の通貨ということは、中央銀行の特権である「通貨発行権」が無意味となる可能性が非常に高い。
なので中央銀行の役員や政治家たちはこぞってFacebookのリブラを批判しているんですね。
リブラ(Libra)が生み出す問題
さきほど述べた「通貨発行権」が機能しなくなると、どういう問題が起こるか?
現在の社会では中央銀行が通貨の発行量を増減させることや、政府の金融政策を取ることでインフレやデフレに対処してきましたね。
しかし、Facebookのリブラが普及しすぎることによって米ドルや日本円を持つ意味はどんどん薄れてしまいます。
例えば、海外に旅行に行く場合はその国の通貨と日本円を交換しますね。
でもリブラが普及した社会では、どの国でもリブラによる決済が可能なため
あえて米ドルや日本円を持つ理由はなくなります。
中央銀行がいくらお金を発行しても、誰も現金を持たないのでは金融政策をしても意味がないですよね。
そうならないように何かしら対策はされると思いますが・・・。
リブラ(Libra)は普及するのか?
リブラはFacebookが主導して開発していますが、
FacebookがInstagramなどを含めると約25億人のユーザー情報を得ていると言われています。
世界の総人口が約77億人なので、だいたい世界の3分の1がFacebookのサービスを利用していることになります。
ということは、Facebookはリブラを同時に25億人に広めることが出来るので
本気になれば普及させることは簡単なのではないかと思います。
さらに普及を加速させる要因として、創立メンバーがあげられます。
リブラ(Libra)の創立メンバー
あのVISAやMasterCard、Paypalなどの決済に関する大手企業をはじめ、多くの有名企業が参加しています!
かれらの顧客情報も合わせればさらに普及率を促進させることでしょう。
2020年までには100社を集めるそうですよ。