医療保険制度とは?かんたんに解説!

こんにちは、こばとんです!

今回は日本で生活する上で切っても切り離せない「医療保険制度」について、大学で得た知識を共有したいと思います。

医療保険にもさまざまな種類があります。

  • ◯◯会社健康保険(大企業に多い)
  • ◯◯県健康保険協会(協会けんぽ:中小企業に多い)
  • ◯◯市町村国民健康保険 等

いわゆる「社保」や「国保」と言われるものです。

福利厚生をしっかりすることで、良い人材が企業や学校に集まってきやすいので

大企業ほど待遇が良いのは必然ですね!

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目次

医療保険の種類

  • 自営業・フリーター・無職の方向けの「国民健康保険」
  • 公務員の方向けの「共済組合」
  • 民間企業で働く方向けの「健康保険」
  • 医師や土木建設業の方向けの「国民健康保険組合」
  • 船員の方向けの「船員保険」 等

このように医療保険にも様々なタイプがあり、そのための法律があります。

今回は一般的な「健康保険」について解説していきますね!

健康保険(主に会社員やその家族が対象)

健康保険はどこでも使えるのか?

健康保険法第63条には以下のように記載されています。

「厚生労働大臣の指定を受けた病院若しくは診療所・・・」

「・・・自己の選定するものか受けるものとする。」

つまりは、

”保険証さえ持っていれば、指定された病院なら好きなところに行っていいよ”

ということですね!

給付の内容

では、どんなときに健康保険の給付がもらえるのでしょうか。

  1. 病気や怪我をしたとき

    治療などに費用がかかった場合
    療養のために仕事を休み、給与を得られなかった場合

    私たちは医療費の3割負担
    残りの7割は保険者が支払ってくれます。

    また給与を得られなかった場合、給与の2/3を出してくれます。
  2. 出産したとき

    出産のために一時的な費用がかかった場合
    出産のために仕事を休み、給与を得られなかった場合

    この場合も医療費3割負担
    給与を得られなかった場合、給与の2/3支給
  3. 死亡したとき

    葬祭・埋葬のために一時的に費用がかかった場合

    家族に5~10万円ほど支給

このように病気や怪我、出産などのときに給付を得ることが可能。

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例外

さきほど説明した給付の内容は

「健康保険法」に当てはまる人のみが対象

自営業やフリーター・無職の方が加入することになっている国民健康保険は「国民健康保険法」なので

健康保険と比べると保障が少ないので注意が必要になり、

給与が無い場合でも給与2/3を頂くことは出来ません。

また、治療目的以外は保険の適応ができないので、美容手術などは全額負担になります。

診療報酬点数の簡単な見方

病院でもらえる「領収証」や「診療明細書」には点数が書かれており、疑問に思ったことはありませんか?

私も歯医者へ行ったときに、再診料◯◯点など複数項目に点数が書かれており疑問に思いましたが、

よくわからないまま捨てていました。(笑)

実はあの点数1点あたり10円で計算されています!

例えば、

  • 初・再診料:270点
  • 画像診断:224点
  • 診療総点数(合計):494点

このような場合は、494点×10円で4,940円

7割は保険者負担なので、

4,940円×0.3円=1482円

この1482円が私たちが支払う金額になります。

番外編:イギリスすごい

イギリスでは、医療にかかるお金がすべて無料になる

「NHS(National Health Service)」という制度があるそうです。

お薬を何錠もらっても、どんな怪我でも医療費が無料。

所得が一定以下の方には交通費まで支給!(゜o゜;

さすが、「ゆりかごから墓場まで」って感じですね~。

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こちらのサイトでも日本の公的健康保険制度にまとめられているので、分かりやすくオススメです!


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