こんにちは、こばとんです!
今回のテーマは「仕事で尊敬される人になる方法」です。
本来ならスキップしてしまうYoutubeの動画広告ですが、今回表示された鴨頭嘉人(かもがしら よしひと)さんの動画が価値ありすぎたのでシェアしたいと思います!
1時間37分ある動画ですが、2倍速で一気に見入ってしまいました!
この記事ではその中でも重要な話をまとめ、読んだだけでも分かりやすいように書いたつもりです・・!
私も定期的にこの記事を読み、骨身にしみ渡らせたいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
鴨頭嘉人さんの動画はこちら!
目次
尊敬される前に:コミュニケーション能力の重要性
厚生労働省が調べた中小企業全体の仕事に関する悩みのデータです。
職場での悩み
1位:人間関係・コミュニケーション(32.8%)
2位:負担に感じる業務内容と業務量
3位:業務上のミスや事故
4位:社内や取引先からの強要
5位:職場の環境変化によるストレス
これら全ての問題は、あなたのコミュニケーション能力が上がった分だけ減ります。
コミュニケーションが悪いままだと悩みは増え続けてしまうので、改善したいですね。
コミュニケーションの問題はなぜ起こるか?
一番大きな要因は【価値観の違い】
価値観とは全て過去の体験からできているもの
あなたと全く同じ体験をした人、世の中に恐らく1人もいませんよね。
兄弟ですら兄は厳しく育てられ、末っ子は甘く育てられたなどの違いがあります。
『私と相手の価値観は違う』ということを理解していないと絶対にストレスを感じたり、問題が起こる。
価値観の統一など到底不可能!
価値観の違いは全て受け入れるしかありません。
例:ジェネレーションギャップによる価値観の違い
70代以上の人が1番大切にしている価値観:食料
なぜなら戦後直後は食料が無く、食料が足りなかった過去の体験があるから。
40代~60代の人が1番大切にしている価値観:お金
高度経済成長期に社会人としての初期トレーニングを受けた体験があるから。
きちんとお金で評価して貰えれば本気で取り組み、結果を出す強さを持っている世代。
20代~30代の人が1番大切にしている価値観:存在意義
生まれた時から食料は十分にあり、お金に対してのシビア差もあまりない。
自分は何のために存在しているのか?働いているのか?自分の価値を認めてほしいといった欲求など、メンタル面を大切にする世代。
ここからは、尊敬される人が行っている3つのスキルについて紹介していきます。
尊敬される人が行っている3つのスキル
①聴く力
信頼関係を構築するために『聴く』、ただ『聞く』だけではNG!
聴く力の大前提として、からだ全体で聴く!
「うんうん」と聞くだけでは、相手に聞いてもらっていると認識されにくいです。
身振り手振り表情など加えることで、相手に聞いていることを認知してもらう。
絶対に相手に聞いてもらえていると認識させる方法は【メモを取る】こと!
大げさにアクションするくらいが丁度いい。
ここでいう聴く力とは、あなた自身が聞くだけでは意味がありません!
相手に話を聴いてもらっていると認識させることが最も大切!
そうすることで、「この人になら話を聞いてもらえる」「相談するならこの人」「話してよかった」と思って貰える。
聴く力を養う方法:①答えを持たないで聞く
相手は本音を言わないという前提でコミュニケーションを取りましょう。
本音を言えるか言えないかは環境で決まります、その人の性格ではありません。
否定がない環境で、人は本音を言います。
一方、否定される可能性がある環境では本音を言わない。
友達と話をするときに本音を言えるのは相手が否定しないと分かっているからです。
嫌な上司がいたとして、同僚と悪口を言い合うのは相手が否定をしないと分かっているから本音で話せる。
しかし、嫌な上司と中の良い人だった場合は、本音で話そうとはしない。
相手の本音を聞くために『答えを持たないで聞く』ことだ大事!
では、答えを持たないで聞くとは?
答えを持たないで聞く、良い例
部下「最近仕事には慣れてきましたがモチベーションが上がりません」
上司「そうか、自分では何が原因だと思う?」
部下「朝起きてもやる気がでないんです・・」
上司「そうか、そんな日もあるよね・・」
上司「何か思い当たることとかないかな?職場以外でのことでも全然良いんだよ」
部下「実は、最近親が病気で入院してて・・・」
このような会話を、答えを持たないで聞くと表現しています。
相手に話させることで本音を引き出していますよね!
経験豊富は上司ほどやってしまう間違いとして・・・。
答えを持って聞いてしまう、悪い例
部下「最近モチベーションが上がりません」
上司「そうか、そもそもモチベーションというのは自分で上げていくものでな、上げ方はetc...」
このように経験豊富な人物ほど、自分の経験で答えを決めつけて話してしまう場合があるので要注意!
”親が入院している”という本音を引き出すことで本当の問題解決に当たることができます。
「定時退社して、部下くんは親のお見舞いに行ってあげなさい」
この一言で、ほとんどの部下は時間内にできる限りの仕事をしよう能率が上がり、頑張ってくれると思いませんか?
本当の原因が分かるまでは、答えが出てきても言わないように気をつけましょう!
聴く力を養う方法:②相手の声にならない声を聞く
相手の声にならない声を聞くトレーニング方法は相手の表情筋を見る。
聴覚だけでなく、表情筋を見て視覚も使うことで相手の本音が分かるようになってきます。
トレーニングを積み重ねていけば、どんな子がきても対応力が上がります!
しかし、男女で聴く力には差があります・・。
男性の方が圧倒的に聴く力はなく、「俺、聴く力あるぜ」と思っている人ほど聴く力はないので、常に意識して聴きましょう。
②洞察力
前の「相手の声にならない声を聞く」は観察力ですが、観察しただけでは分からない物事を直感で見抜く能力を洞察力といいます。
Canonの組織を作った酒巻さんが行っていた事例で
「社員の背中を見れば、社員の状態が分かる」というのがあります。
どういうことか?
社員が出社したときは緊張感が高く、防御力が高いので本音を言わなかったり、自分の状態を表に出さない。
社員が一番緊張感が低いのは帰るとき。
そのときにあなたは洞察力のトレーニングを行いましょう!
洞察力は1日や数ヶ月で出来るようにはならず、1~2年くらいの長いペースで毎日練習することで身につけることができるようになります。
③承認力
繰り返しになりますが、20~30代の人たちは自分の存在を認めてほしいという、心の報酬を求めています。
心の報酬になりやすいのは【承認すること】、認められたいと思ってない人はいません。
承認力レベル:1 結果承認
何かしらの結果を出したときに褒める
例:◯◯くん、優勝おめでとう!!など
承認力レベル:2 プロセス承認
結果に至った過程(プロセス)を褒める
例:結果が出せたのは声がけを頑張ったからだね!など
男性脳・女性脳には特に脳の報酬系に違いがあり、
女性脳は結果承認よりもプロセス承認の方が、ドーパミン(幸福を感じるホルモン)が流れやすいという傾向があります。
また、男性脳はプロセス承認よりも結果承認の方が、ドーパミンが流れやすい傾向があります。
承認力レベル:3 行動承認
難しいのはここからです。
行動承認とは、結果を出していないけど褒めること。
例:結果は出していないけど、朝一番に出勤し必ず掃除をしている部下に。
「朝一番に来て偉いね、掃除毎日ありがとうね」と、行動に対して褒める。
褒められ続けた相手はやる気が向上し、今は結果が出て無くても将来結果を出す確率が上がります。
承認力レベル:4 意識承認(神の領域)
意識承認とは、行動もしていないけど褒めること。
例:事務所にモップが置きっぱなしになっており、部下はまだ掃除をしていない。しかし、「掃除をしようとしてくれてたのか!偉いね!」と言う。
このように、掃除をしようと考えた意識を認めてあげる(褒める)
承認力レベル:5 存在承認(究極)
存在承認とは、ただそこにいるだけで認める。
例:「今日も会社に来てくれてありがとう!君がいるとなんか元気がでるよ!」
部下は会社に来ただけで何も仕事をしていないし、結果も出していません。
それでも認めることが出来る、究極の領域です。
承認とは日常的に行うことに価値がある
上記で述べた承認レベル1・2は結果を認めることしか出来ないので、たまにしか出来ません。
しかし、レベル3~5はいつでも日常的に出来ます。
承認のハードルを下げれば下げるほど効果は高くなり、劇的に組織は良くなり、あなたのレベルは高くなります。
上司のレベルが低いと、上のレベル1や2しか出来ません。
上司のレベルが高くないと、レベル3~5は出来ないのです。
部下は結果を出していなくても行動してたりします、褒められれば嬉しいです。
行動できていなくても心で思っていることを認めてもらえたら嬉しいです。
さらに存在しているだけで認めてもらえたら、その人はそこにいようと思います。
もし、あなたの会社の上司みんながレベル5まで使えるようになったら、誰も会社をやめようとは思いません。
なぜなら、全てを認めてもらえる場所は家庭にもどこにもないからです。
あなたが承認のハードルを下げれば下げるほど、心の報酬は増えパフォーマンスは劇的に向上し、笑顔が増えるに決まっています。
最後に一言
わたしも、この動画を見てから相手の心の声を想像するトレーニングを開始しましたが、意識しないとすぐ忘れてしまいますね・・(笑)
とても難しいです、でも毎日の積み重ねがいつか大きな差を生み、相手の思いがわかるようになってくるのでしょうね・・!