成人年齢引き下げ、成人式はいつから?メリット・デメリットを書く。

こんばんは、こばとんです!

2022年4月から成年年齢が引き下げられることが決定しました!

この記事では、引き下げによってどう変わるのか?

わかりやすいようにまとめてみました。

  • 成人年齢引き下げはいつから?
  • なぜ18歳に引き下げたの?
  • 成人式はどうなる?
  • お酒やタバコも18歳になればOKなの?

このような疑問を持つ方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

成人年齢引き下げはいつから?

2022年4月から、現行の20歳から18歳へ引き下げられます!

成人は20歳と決めたのは、なんと今から143年前(2019年現在)の明治9年・西暦1876年だそうです。

成人年齢が20歳になった理由は以下の通り。

現行民法の成年年齢が20歳とされた理由については、明治期の立法者が、条約改正交渉 のための体裁を整える政治的判断として、近代的な国家を作り上げる必要性から、21歳か ら25歳を成年年齢としていた当時の欧米の成年制度を受け入れることを基本に、15歳程度 を成年とする日本の旧来の慣行(いわゆる元服)をも考慮に入れて、当時の国際的基準か らいえばやや低く日本の旧来の慣行からすれば高い成年年齢を、大宝令を理由付けに採用 した、と解説されている11 。

引用: 参議院「民法の青年年齢引き下げの意義と課題」

なぜ18歳に引き下げたの?

理由は主に2つ

①成年年齢を国際標準に合わせるため

②近年18歳以上を大人として扱うことが増えてきたため(選挙権など)

また、未来を担う若者に積極的な社会参加を促す狙いもある。

成人式はどうなる?

ハイノイ / photoAC

各自治体の判断で実施されています。

栃木市や日進市、香取市では既に成人式引き下げ後の成人式開催について発表されており

いままで通り20歳になったら行うようです。

僕の予想としては、他の地域も同様に20歳で成人式になるんじゃないかなあ。

じゃないと2022年度の成人式は18歳・19歳・20歳の3世代が集結することになってしまう!

それに、18歳の高校生にとっては大学受験のピークなので不参加者も多くなりそうですね・・・。

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改正後18歳で出来るようになること

  • 親の同意が必要な契約(クレジットカード・ローンや携帯電話契約など)
  • 国家資格の取得(公認会計士・司法書士・医師免許・薬剤師免許など)
  • 10年有効パスポートの取得
  • 結婚
  • 性同一性障害の方の性別取り扱いの変更審判を受けられる
  • 重国籍者の国籍選択

親の同意なく契約できてしまうのは、賛否両論ありそうですね・・・。

10年有効のパスポートが作れたり、性同一性障害の変更審判が早く受けれらたりできるのはメリットと言えるんじゃないですかね。

医者業界のことは分からないですが、18歳で医師免許を取得できたら、もう手術とか出来ちゃうのでしょうか?

免許があるとはいえ、18歳に手術されるのはちょっと不安がつきまといますね(笑)

改正後も20歳にならないと出来ないこと

  • たばこ
  • 公営競技(競馬・競輪・オートレース・ボートレースなど)
  • 国民年金
  • 養親
  • 中型・大型自動車運転免許の取得

成人年齢が18歳になったからと言ってお酒やタバコをやらないように!!

女性の婚姻可能年齢は引き上げに

StockSnap / Pixabay

現行では、女性は16歳以上で結婚が可能ですが

2022年4月から男性と同じ18歳以上に引き上げられます。

これは、婚姻をするには少なくとも18歳以上の社会的・経済的な熟成度が必要であるという考えから引き上げを決定したようです。

2022年4月1日時点ですでに16歳以上の女性は引き続き18歳未満でも結婚が可能とのこと。

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消費者トラブルに要注意!

edar / Pixabay

成人年齢引き下げによるデメリットと言えば、間違いなく契約トラブルでしょう。

今までは未成年者の場合、親の同意を得ずに契約した場合は

「未成年者取消権」によって契約を取り消すことが可能でした。

2022年4月からは、親の同意なく用意に契約を結ぶことが可能ですが

この未成年者取消権を行使出来なくなるので、契約を簡単に取り消すことが難しくなります。

知識がない成年に契約をさせる悪徳業者もいるので契約には細心の注意を払いましょう。


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